HINT
〜傑作たちのイノベーション〜
ゲスト:コピー機さん
コピー機さん>>普通のOL
※ヘッドフォン装着
司会者:本日のお客さまは、事務仕事には欠かせない、オフィス界のマドンナ、コピー機さんです!
ゲスト:やだぁ〜。オフィス界のマドンナだなんて。
司会者:だってね。一体、どんな仕組みなんですか?
ゲスト:じゃあ、まずそこの下敷きで頭をこすってみて!
司会者:はい、こうですか? おお!
ゲスト:コピー機☆イノベーション
私の発明には、その静電気が関係してるの!私を発明したのはアメリカのチェスター・カールソン。ある会社の特許部に勤めていたの。
司会者:ほう!特許部。というと、会社で発明した技術をいち早く、役所に届けるための特許申請を行っていたわけですね。
ゲスト:そう。特許申請には発明品の図面などのコピーが必要なのだけど、当時はフォトスタットカメラという撮影したものを印字紙に写す方法しかなく、時間もお金もかかって大変だったの。
司会者:なるほど!特許申請は1秒を争いますからね。で、静電気は?
ゲスト:もっと楽にコピーができる方法を。と、複写技術の本を読みまくった彼が思いついたのが静電気!
コピーしたい原稿に静電気を生じさせ光をあてることで、文字部分だけ静電気を残し、そこにインクの粉末樹脂をくっつければいいんじゃないかって。
司会者:おお〜!
ゲスト:そして1959年、世界初のコピー機が完成したの!
※ちょうどお昼休みのチャイムが鳴る
司会者:まさに努力の結晶ですね。あれ? ちょっと、コピー機さん、う〜ん
※コピー機に「昼休み中」の張り紙
※オフィスから出て行く司会者
※気が付くと立っているのはコピーの司会者
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