HINT
〜傑作たちのイノベーション〜
ゲスト:加湿器さん
加湿器さん>>>女性演歌歌手
司会者:本日のお客さまは、のどを潤す冬の必需品、加湿器さんです
ゲスト:♪あんなった〜の〜喉を守ります〜♪
司会者:よっ、日本一(拍手)やっぱり、喉を潤すといい声出ますよね〜。あ〜。あ〜。
ゲスト:うっ、うほん。(咳払い)
司会者:あ、えっと、加湿器さんはいつ頃、デビューされたんですか?
ゲスト:加湿器☆イノベーション
それは1926年のことです。子供を思う親心から生まれたんです!
司会者:はい!
ゲスト:当時、部屋の湿度を上げる装置としてこんな原始的な装置が使われていました。アルコールランプの上に水を入れたカップを乗せて加熱するだけ!
司会者:シンプルでいいですね!
ゲスト:黙らっしゃいっ! これが危険だったんですから!
司会者:と申しますと?
ゲスト:(森のくまさんのメロディで)
♪ん〜ある〜日っ、カズマ〜ンのっ 息子が〜 風邪ひいた〜 蒸気を出したなら〜 装置が 爆破した〜♪
司会者:爆発ですか?
ゲスト:そう、アルコールに引火して、爆発してしまったんです!
司会者:えっ!!
ゲスト:これは危険と慌てたカズマン氏は、息子のために安全な加湿器が必要だと開発に着手!そうして私が生まれたわけです!
司会者:な〜んちゃって、中は当時のままじゃないんですか?
ゲスト:♪ん〜ナメたらあっか〜ん〜! 脱いで見せたるっ!
司会者:ほほ〜。中には炭素の棒が2本入っていて〜、ここから電気を通すことで、炭素の棒が熱くなって、蒸気が発生すると! これは安全ですね! でも、加湿器が出回り始めたのってここ数十年くらいですよね? ブレイクが遅かったのでは?
ゲスト:戦争が始まったりいろいろ不幸が重なってねぇ…、ごめんなさい、湿っぽくなってしまって…
司会者:湿っぽいの大いに結構! 加湿器だけにねっ!
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