HINT
〜傑作たちのイノベーション〜

ゲスト:ポテトチップスさん

三本松:本日のお客様は…ポテトチップスさんです
ゲスト:どうも! 人間と話をするのは初めてです。
三本松:お生まれはアメリカでしたよね?
ゲスト:そうそう。私は1853年にニューヨーク州の高級リゾート地、サラトガスプリングズで誕生したんです。
あるロッジにジョージクラムっていう料理人がいましてね、お客にフレンチフライを頼まれたんです。ホラ、付け合せやおつまみに出るアレね。
三本松:こんなカンジですか?(分厚いポテトチップス)
ゲスト:いいんだけどね。お客は、「これじゃブ厚すぎだよ」と返品してきたんです。どこにでもイヤな客っているでしょ?
三本松:これでは?(少し薄くなる)
ゲスト:いやぁ、ダメダメ! 全然気に入らない!
三本松:じゃ、これでは?(もっと薄くなる)
ゲスト:甘い、甘い! 全然ダメ!
三本松:なんなんだよ!
ゲスト:それです、それ!
ポテトチップスイノベーション!
その料理人も腹をたてましてね! こうなりゃ紙みたいに薄くしたポテトをバリバリに揚げてフォークで刺せなくしてやれと嫌味のつもりで薄切りポテトを出したんです。ところが客は大いに喜んだ!
三本松:ほぉ〜! 嫌味があなたを生んだわけですね。始まりは嫌味でも実際は美味ですよ…(言いつつ、ポテトチップス完食)
※ 本日のお客様はポテチさんだったと思います。

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