新ビッグトップ
“シルク・ドゥ・ソレイユ"といえば、“ビッグトップ"といわれるテントシアターで有名。今回もシンボルであるテントシアターに変わりはないが、いつもとは構造が異なる“新ビッグトップ"が登場。この日本公演のために1年以上も構想を練り、日本の最新技術を駆使して誕生させた鉄骨式大型テントシアターだ。
“新ビッグトップ"は、高さ28メートル、直径57メートルの円形シアター。ステージをぐるりと270度囲む客席は2,800名を収容。今までのように客席内にテントを支える太い支柱が存在しないため、これまで以上にどの席からでも臨場感あふれるステージが堪能できる。
そして、『キダム』に欠かせない難易度の高い多彩な空中演技を可能にしたのが、“テレフェリック"と呼ばれる空中演出装置。高性能モーターを内蔵し、地上12メートルの高さに設置された長さ37メートルの5本のレールが、マジカルな三次元的な空間を演出する。それはまるで天井に引力があるかのよう。アーティストたちは空中を縦横無尽に飛び回り、実にスムーズに優美に、次々と極限的なスーパーパフォーマンスを演じていくのだ。
また、会場エントランスには、『キダム』を体験した人なら思わず手にしたくなるようなオリジナルグッズ売場やスナックや軽食を用意した飲食ブースが設けられ、ショーの前後や休憩中の憩いの場となる。
[0.キダムTOP]
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