優しい時間
-富良野通信-

12月12日(日)

曇り時々雪ていうか地吹雪
今日は昨日の夜の事を書きましょう。

子供の頃からスキー好きの私は、長野やら蔵王やらでスキーをしたことがあるので、雪の中での生活は、そんなに苦にはなっていなかったんです。だけど、昨晩の富良野市街は、強烈でした。生まれて初めて、"地吹雪"というものを経験しました。シーンは、このブロックの初日に撮影した、拓郎の電話のシーンを受けるところ。梓が1人、富良野の街を歩きながら、電話をし、たたずむ設定。もちろん、はなから雪の設定だったこともあり、雪降らしの準備万端でした。ところが、この日は朝から天候がかんばしく無く、夜になったら雪雪雪。そのうち風が出てきて、撮影スタート時点では、地吹雪状態。風が無いときは、穏やかに降る雪も、一度風が吹いた時には、鬼の様!冷たく地面にたまったパウダースノー軍団が、私たちに殴りかかって来るんです!!イントレに乗っているチーフカメラマンも、流石に吹き飛ばされそうで、サブのカメラマンが心配で振り返るくらい、スタッフもある種命がけ。そんな地吹雪の中、しっかりと演じきったアズは、やっぱり素晴らしい女優さんだな〜、と痛感する1日でした。

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