優しい時間
-富良野通信-
3月3日(木)
私はいつもオールアップの時は、大抵花束やプレゼントを用意して、その時のプレゼンテーターになって頂く監督や役者さんそれぞれの物を手渡す役目なのですが、ここ、森の時計では、実は隠れるスペースが、監督ベースに使用しているキッチンしかありません。しかしながらこのキッチンには、現場用のケータリング(お茶とかお菓子)があるため、現場にいる全ての人が出入りをしてしまうのです。花束や記念品なんて、ここに置いておいたらすぐに見つかってしまいます。なので、私はいつも、中継車にいました。ここは、現場からなが〜いケーブルを引いて、現場のカメラからの映像をや音を録音録画しチェックするいわば管制塔みたいなところです。ここにいれば、今どのカットを撮影していて、現場の中でどんな会話があって、どんな雰囲気かが人目でわかります。今日もまた、ここで森の時計の様子を見ていました。でも、こうしてここで現場を覗くのも、今日が最後なんです…。感無量です。>>続き
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