優しい時間
-インタビュー-

------ 撮影は10月から始まったので、普通の連続ドラマならもうクランクアップしていてもおかしくないくらいすでに撮影しているわけですが、今回の現場はいかがですか?

ドラマの現場じゃないみたいな感じがしますね。普通のドラマだと、こんなにゆっくり時間がとれるものなのかな、って。それがまた楽しいし、ドラマに対するイメージが変わったような気もする(笑)。それから、今回の作品は、最初から本が全部出来ていて、ストーリーが最後までわかってるっていうのもいいな、って思う。そこが映画と似てるところですよね。ドラマって何かの都合でシナリオが変わっていくことがあるじゃないですか(笑)。そのマイナス面を感じることはいままでなかったけど、倉本先生のドキュメンタリーを見ていて思ったんですけど、「親子の絆をつなげていきたい」っていう部分で、すべてに終わりがあるわけじゃなくって、このあともまだ何かあるよ、っていうところでドラマだったり映画っていうのは終わるわけじゃないですか。それは、結局、終わりはないっていうことだと思うし、そのキャラクターを思う人がいれば続いていくものなんだな、って思って…。

もどる
インタビューTOP
[0]優しい時間TOPへ

(C)フジテレビジョン