優しい時間
-インタビュー-
------ 勇吉は、拓郎とどう接したらいいのかがわからなかったんでしょうね。
そうですね。僕は、接点をたくさんもったタイプの父親だと思うんですけど、僕の父親はそういうタイプじゃなかったと思うんです。僕は、自分の息子に対しては、何てことない接点を出来るだけ持つように生きていた。だから、両方を知っているんで、息子から見た父親…接点の持てない、時間のとれない父親を持つ息子の気持ちもわかるし、反対に、接点をいっぱいもってても、時間をたくさん費やせばそれだけ理解できるかっていうと、そういうわけでもない…ということも十分理解できる。いま、年齢的に父親役っていうのは面白いですね。
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