山おんな壁おんな
++ 物語 ++
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ところが､次の日､ﾘｶが珍しく無断欠勤｡恵美のかける電話にも出る気配がない｡ﾘｶの身を案じる恵美は､終業後､まりえとともに彼女のﾏﾝｼｮﾝを訪ねた｡しかし､ﾄﾞｱﾁｬｲﾑを鳴らしても応答がない｡玄関ﾄﾞｱの鍵がかかっていないため､恵美たちがそっと中に入ると､なんとﾘｶが倒れているではないか｡しかも､体の周囲に血のような赤い液体が!! 恵美が駆け寄ると､血のように見えたのはﾜｲﾝ｡ﾘｶは､急性ｱﾙｺｰﾙ中毒で倒れていたのだ｡病院で手当てを受けて帰ってきたﾘｶは､男にふられて深酒したと恵美たちに告白｡そして､まりえの胸で泣き崩れる｡
数日後､ﾘｶは恵美たちの心配をよそに元気に出勤してきた｡すでに､新しい彼氏も作った様子｡安心する恵美に､母が倒れたと父から電話が…
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