役者魂!
-Story-
[3/7]

瞳美の先輩マネージャーで、売出し中のアイドル・梓里奈(加藤ローサ)を担当する斉藤和子(濱田マリ)は、社長の申し出を断るようにすすめるが、瞳美は引き受けることに。早速、事務所に入ったばかりの経理担当の相川護(森山未來)を連れて、本能寺が稽古を続ける劇場へと向かう。

護を廊下に残し、楽屋に入った瞳美は、顔を両手で覆い、嗚咽する本能寺の後ろ姿を目にする。気を遣った瞳美が、楽屋を去ろうとすると、「助けて」との声が。役のために付けた付け鼻が、取れなくなったというのだ。「取ってくれ」と懇願された瞳美が力の限りに外すと、鼻は本能寺の悲鳴とともに、ポロリと取れた。心配する瞳美に本能寺は、お礼を言うどころか、「誰だ!」と怪訝な顔を向ける。新しい担当だと瞳美が告げると、演劇やシェイクスピアについて知っているかと本能寺。知識がない瞳美は曖昧に答え、明るく挨拶をしようとするが、一蹴される。

<Back | Next>

もどる
0.役者魂!TOP

(C)フジテレビジョン