『わが家の歴史』
[ドラマの裏にもドラマあり]

05 照明 阿部慶治

今回の時代背景は戦後の昭和で、まだ家の電気などもそんなに発達していない時代ですので、照明でリアリティを追求すると暗くなってしまいがちです。でもエンターテインメントの超大作ということで、子供からお年寄りまで、あらゆる人が見やすいように、わかりやすい照明を心がけました。
大変だったのは上海で撮影した冒頭の浅草のシーン。実際に五百人くらいのエキストラの方に参加していただき、通りを歩くシーンを撮ったのですが、見えないところがないくらい華やかにしようということで、照明スタッフも20数名という大人数でやりました。この規模は日本のテレビドラマではなかなかありえないのではないでしょうか。ぜひ注目していただければと思います。

もどる
スペシャルコンテンツへ
0.わが家の歴史 TOP

(C)フジテレビジョン