『わが家の歴史』
[ドラマの裏にもドラマあり]

19 生花装飾 牧島美恵
室内を飾る生け花を用意するのが「生花装飾」という仕事。
普段は現場で花を生けています。昭和を描いたドラマなので、その時代にあったお花を用意し、季節に合った花を選ぶように心がけています。
八女家の部屋を飾る花を生ける場合は、その花を「誰が生けたのか」を想像しながら生けるようにしています。たとえば「政子は忙しいから母親のマキが生けているだろうな」と推測できるシーンでは、その年代の女性が生けるような雰囲気で生けています。
今回は造花を使って、横浜の喫茶店「エイトウーマン」の開店祝いの花環も手がけました。ドラマに登場する花環は花環屋さんにお借りすることが多いのですが、今回は現代風の花環だと雰囲気がマッチしません。それで細かい造花も含めて当時のイメージを再現した花環を作りました。画面に映るのは一瞬かもしれませんが、ぜひ観ていただければうれしいです。

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