『わが家の歴史』
[ドラマの裏にもドラマあり]

11 助監督 朝比奈陽子

「監督を助ける」と書く助監督の仕事は、おもに現場の進行係。各部の意思をまとめて、監督の意向に合わせながら撮影を進めて行くポジションです。役者さんが気持ちよく演技ができるように、スタッフの良いアイデアが生かせるように、みなさんが出している、いちばんいいものを本番で取り込めるような雰囲気を作るのが私の仕事ですので、「明るく楽しいわが家」みたいな感じにしたいなと思ってやっていました。
今回はどこを切っても金太郎飴のように(笑)、素晴らしい役者さんがこれでもか!というくらい出てきます。もちろんみなさん一人ひとりを見てほしいのですが、この話はやはり政子さん(柴咲コウ)の家族の話。彼女の両親、兄弟、そして夫に息子。すべては政子さんに集約するのではないかと思っていますので、彼女を見ていると全部がわかってくる。そんな気がしています。役者のみなさんが、まるで茶碗の中でご飯が一粒一粒きらきら光るように、そして視聴者の方々に美味しく召し上がっていただけるように頑張っています!

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