『わが家の歴史』
[インタビュー]
佐藤隆太
僕も八女家のような絆で結ばれた家族を作っていきたい
僕にとって三谷さんは大学の先輩でもあって、いつか作品に出させてもらえるように頑張ろうと思ってやってきましたので、そんな大好きな先輩の作品に出演できることは、純粋にすごく嬉しいですね。
宗男は自由奔放で、職業だけ見ても、あっちに行ったりこっちに行ったりと、本当に落ち着きのないキャラクター。まさにお父さん(西田敏行)の血を、いちばんわかりやすく受け継いでいる気がしたので、思いっきり自由に演じさせてもらいました。実際に僕も落ち着きがないほうなので、三谷さんはすごく的を射られているなと思いますね(笑)。
僕は男兄弟なので、お姉ちゃんや妹が二人もいる今回の現場は、すごく楽しかったです。撮影期間も連続ドラマ1クール分(3カ月)と長かったですし、ここまで家族や兄弟のシーンが多いドラマもやったことがありませんでした。撮影の待ち時間なども、いつもみんなで一緒に過ごしていたので、ドラマとはいえ、"家族なんだ"ということを実感できましたね。八女家って、本当にいい家族なんですよね。いろんなところで時代の渦に巻き込まれていくけれど、いつもユーモアを忘れず前向きに進んでいくし、愛情表現もストレートで、すごく気持ちいい。宗男も、迷惑ばかりかけているけど、家族のつながりには人一倍熱さを持っている人間ですし、とにかく兄弟や家族の絆がすばらしいんです。
最初に台本を読んだとき、ちょうどこれから僕自身に子供が生まれるタイミングだったので、僕も八女家のような、すばらしい絆で結ばれ、愛情にあふれた家庭を作りたいなと思いましたね。僕らの世代では、これから家庭を作っていくという人も多いと思いますので、ぜひ大切な人と一緒に、このドラマを見ていただきたいですね。きっと何か大切なものを教えてくれるんじゃないかなと思います。
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