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vol.16 ｸﾗﾝｸｱｯﾌﾟ!
昨年､12月6日にｸﾗﾝｸｲﾝしてから約3ヵ月半､ついに､『ｳﾞｫｲｽ』がｸﾗﾝｸｱｯﾌﾟを迎えました｡
撮影最後の日､まずは､佐川文彦役の時任三郎さん､大和田敏役の山崎樹範さんがｵｰﾙｱｯﾌﾟ｡その数時間後に､ｾﾞﾐ生を演じる瑛太さん､生田斗真さん､石原さとみさん､遠藤雄弥さん､佐藤智仁さん､そして夏井川玲子役の矢田亜希子さんがｵｰﾙｱｯﾌﾟとなりました｡予定時間を少しｵｰﾊﾞｰして撮影が終わったと同時に｢これをもちまして､『ｳﾞｫｲｽ』ｵｰﾙｱｯﾌﾟとなります!｣というｽﾀｯﾌの掛け声とともに､大きな歓声と拍手がｽﾀｼﾞｵに響き渡りました｡そして､ｷｬｽﾄのみなさん､成田監督へ花束贈呈が行われると､握手&ﾊｸﾞの嵐に! 手を固く結び合い､肩を抱き合いながらお互いの健闘をたたえ合うみなさんの目には､すがすがしい涙が光っていました｡ここで､ｷｬｽﾄを代表して主演の瑛太さんのｺﾒﾝﾄをご紹介します｡
■瑛太さんのｺﾒﾝﾄ
みなさん､本当にお疲れさまでした｡こんなに純粋に｢楽しい｣という思いが継続する現場は､そうないと思います｡僕自身､ときどき気持ちに揺れが出て､ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが､そんなときでも常に僕を支え続けてくれたｷｬｽﾄとｽﾀｯﾌのみなさんには､本当に感謝しています｡この借りは､必ず芝居で返したいと思っています｡そんなみなさんがいたから､最後まで撮影ができたんです｡そういう意味では､みなさんが主役だったと思います｡とはいっても､俳優人生の中､もう一回くらい月9の主役を張ってみたいと思っています(笑)｡ありがとうございました｡
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