ヴォイス
第7話
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東凛大学の解剖室に、住宅地で倒れ死亡していたという60代の女性が運び込まれる。そんな中、加地大己(瑛太)と羽井彰(佐藤智仁)は、夏井川玲子(矢田亜希子)から解剖の作業に参加するように言われる。執刀する佐川文彦(時任三郎)から注意を受け、解剖が始まろうとしたとき、解剖を中止しろと言う声がする。声の主は、女性・野間口静代の夫・功(石橋蓮司)だった。

一度は解剖を承諾したが、妻は解剖を望んでいないし、生き返ることもないからと言う野間口。佐川が解剖の必要性を説いても納得せず、静代は無言の帰宅をすることに。

そのやりとりを見ていた久保秋佳奈子(石原さとみ)は、真実がわからないままでいいのか、と食い下がるが、野間口の気持ちを変えることはできない。

研究室に戻った大己、石末亮介(生田斗真)、佳奈子、桐畑哲平(遠藤雄弥)、彰が解剖の必要性について意見交換する中、佳奈子はやはりその必要性を感じると主張。すると大己が、母親を亡くしている佳奈子にこそ伝えられることがあるだろうと言い、5人は野間口の自宅を訪ねることに。

野間口と対面した佳奈子は母親の話を始め、死因がわからないままでいることの辛さを訴えるが、野間口は解剖を拒むばかりだった。

そんな野間口の話を聞き、亮介、哲平、彰は心情を理解できると言うが、佳奈子はやはり納得がいかない。大己は、そんな佳奈子を連れ、再び野間口宅を訪ねる。

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