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■法医学用語解説
┗第3話登場用語
【ｸﾗｯｼｭｼﾝﾄﾞﾛｰﾑ(挫滅症候群[ざめつしょうこうぐん])】
筋肉の挫滅を伴う程度の力で､体の一部が長時間の圧迫を受けた場合､圧迫から解放された後に生じる様々な症状を有する症候群｡筋肉の挫滅により遊離したｶﾘｳﾑやﾐｵｸﾞﾛﾋﾞﾝが不整脈や腎不全を惹起する｡
【ｶﾘｳﾑ】
ｱﾙｶﾘ金属の元素｡人体に不可欠な元素であるが､ｶﾘｳﾑの血中濃度が高くなると､不整脈を生じて心停止になることもある｡
【ﾐｵｸﾞﾛﾋﾞﾝ】
心筋や骨格筋などの筋肉細胞を構成するﾀﾝﾊﾟｸ質｡ｸﾗｯｼｭ･ｼﾝﾄﾞﾛｰﾑなどでは､筋肉の崩壊によって血液中に流出して腎不全を生じることがある｡
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