ヴォイス
-INTERVIEW-

Q.法医学に対しては、どんな思いがありますか?

必要性も高いし、意義深くもある大変な学問ですよね。だけど、その割に報われない面も多いようで。法医学者になっても、労働時間に見合ったお給料をもらうのは難しいし、脚光を浴びることもないから、自分がやったことに対して充実感を感じにくいそうなんですね。そういう現状が、解剖率10%以下という日本の現実を作っている部分もあるんだと思います。高木先生がおっしゃっていましたけど、北欧やキューバなんかでは、解剖率は100%近いらしいですからね。今後、日本でも法医学を取り巻く環境が少しでも改善されたらいいな、と思っています。

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