ヴォイス
-INTERVIEW-

Q.どんなときでも、学生を温かく見守る佐川教授は、理想の上司のように映ります。ここまで演じていらしていかがですか?

「これは、こうするべきだ」とか、押し付けるのではなく、学生たち自らが答えを見つけていくことを促す存在ではい続けられているのかな、という感じはしています。ただ、第8話で医学部長にも言われましたが、そういう指導法は「放任」とされることもあるし、責任を負うことにもなりやすい。それは、佐川本人もわかっていると思いますが、ただ、どんな仕事もそうかもしれませんが、特に法医学は、本当に広く浅く、時には深く、さまざまな知識を必要とされる学問ですから、淡々と部分的な流れ作業をするだけでは足りないんですよね。学生のうちに、全体の流れの最初から最後までを知っておくほうがいいし、より多くの経験をしてもらうためにも学生が自主的に学べるようにしているんでしょう。そういう意味で、佐川のスタイルは法医学に合っているんだろうとも思っています。

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