ヴォイス
-INTERVIEW-
Q.強面ながら、頼れる職人肌の技官・蕪木誠は、泉谷さんご自身の印象に近いように感じます。どんなことを心がけて演じていますか?
役作りっていうんじゃないんですけど、最初ね、俺の髪に寝グゼがついていたんですよ。それが蕪木らしかったので、わがままを言ってそのまま撮ってもらったんです。研究者の人ってあんまり風呂に入らなさそうなイメージあるじゃない(笑)。自分の研究とかこだわりのあるものには執着するけど、それ以外のことはどうでもいい、みたいな感じで。性格的にも、若者に媚びたりしないし、ぶっきらぼうでちょっとふて腐れてるんだけど、実は、結構やさしかったりしてさ。そんなテイストがうまく出せればいいのかなって思いながらやっているんですけど。実際の自分のキャラクターとは……そうねぇ、かぶるかな(笑)。だけど、ああいう人間らしい人がいないと、法医学という日常からちょっと遠いところにあるものがテーマだと、近づき難いと思われちゃう危険がありますからね。それで、「俺にやらせろ!」ってことで出演させてもらってるんですけど、「セリフは増やすな、シーンも増やすな」とか、わがまま放題言ってます(笑)。
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