う そ う そ
- あらすじ -

身体は弱いが心優しく、知恵に溢れる大店の若だんな(手越祐也)は、頻繁に起きている大地震の轟音の中に自分を呪う声を聞いてしまう。ところが、どうやら若だんな以外は感じていない様子。そんな不安を抱いていた矢先――。
齢三千年のお祖母様・おぎん(十朱幸代)からのお告げで、腹違いの兄・松之助(岡田義徳)や齢千年の神獣かつ手代である仁吉<白沢>(谷原章介)と佐助<犬神>(高杉亘)の二人、鳴家(やなり)ら妖たちと箱根の湯治へ行く事に! 羨ましがる親友の栄吉(高木雄也)や大工の棟梁(阿南健治)に見送られて……。
初めてお江戸を出て、初めて長崎屋の持ち船の弁財船に乗り、初めて親である藤兵衛(岸部一徳)、おたえ(真矢みき)と離れ、初めて旅をする!初めて尽くしの若だんなはドキドキ、湯冶で身体が丈夫になれると聞いてウキウキ、だったのだが――。

のんびり湯治する予定が、出立して間もなく護衛の手代二人が姿を消してしまう。
それからというもの、旅の荷物が盗まれそうになったり、雲助(升毅)にさらわれたり、天狗(中村扇雀)の襲撃、謎の姫神さま(日向ななみ)の出現、藩の存亡を賭けた勝之進(中村俊介)や孫右衛門(柏原収史)などの侍達にまで命を狙われたりと、箱根であれやこれやの大騒動!
若だんなをこよなく愛する妖たち屏風のぞき(宮迫博之)や鈴彦姫(早乙女太一)は大わらわ。大だんなは大ショックを受け、自分も箱根に向うと言い出す始末。女将さんは鈴彦姫を旅役者・鈴ノ助に変化させて箱根に向った大だんなと若だんなを追跡させる。
もう療養どころじゃない! 頼れる妖たちが傍にいないこの状況で、若だんなと兄・松之助は窮地を乗り越えられるのか!?頻発する地震の謎を握る山神さま(古谷一行)はなぜ若だんなの前に現れたのか? 若だんなの周囲は時を重ねるごとに深刻になって行き――。

付喪神の煙草盆(くいだおれ太郎)や河童、牛頭坊、山獅子丸たちも参戦するが、果たして若だんなは波瀾万丈の旅を終えて無事に帰る事ができるのか!?

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