う そ う そ
- 登場人物 -

◆鳴家(やなり)

古い家に棲みついている小鬼。家内で軋むような音を立てる。嬉しくても驚いても悲しくても「きゅわきゅわ」と鳴き声を出すが、一太郎にはその言葉が通じる。
恐ろしい顔に似合わず気は小さいが、一太郎が大好きで、どこへ行くにも付いて来ようとする。甘い菓子とお茶が大好き。家伝いに自由に動けるので、事件の調査などを手伝う。
三十年程前、おたえに縁談が来始めた頃から長崎屋に姿を現した。普通の人間にはその姿は見えない為、うっかり踏んづけられたりすると、驚いた相手から悲鳴を上げられる事もしばしば。妖が見えない人間をからかうのが趣味で、藤兵衛が廊下を通るたびに、床をギシギシ言わせては楽しんでいる。其れゆえ、長崎屋には大工が年中出入りしている。
敵対心を燃やす相手には、見えないのをいい事にどんぐりなどをぶつけては、一太郎に叱られている。「しゃばけ」シリーズの中で人気1を誇るキャラクター。
今度の旅では長崎屋鳴家から選ばれた二人が荷に紛れ込んで付いて行く。

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