う そ う そ
- 登場人物 -
◆山神
…古谷一行
箱根の山神で､お比女の父｡山を壊したり､大雨を降らせたり､村を沈めたり､といった天変地異が起こった際､それを龍神様のしわざだと考えた村人たちは､龍神様の怒りを鎮めるため､お比女を生け贄に差し出した｡自分の娘が殺されそうになった山神は激怒､それ以来､箱根には地震が頻繁に起きていると言われるようになる｡娘を心から愛し心配しているため､家来である蒼天坊に､娘のお守りを命じている｡この｢うそうそ｣冒頭で､山神が一太郎の夢に現れ､朝顔の種を渡すのだが､この朝顔をめぐって､一太郎はてんやわんやの大騒動に巻き込まれることになる｡
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