海猿
-物語-
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落ち着いた下川に大輔が後先を考えぬ軽率な行動をわびた。すると、下川は大輔に感謝していると言う。唯を助けたのは大輔だと。また、唯を人任せに出来ないことを下川は大輔から気づかされたのだ。しかし…下川は潜水士を辞め。陸上勤務に移ると言う。唯を助けるためには、自分は死んでも良いと思ったことが原因だった。どんな状況でも"生きて帰る"のが潜水士の鉄則。例え、父親としての気持ちはどうであれ、現場で死を覚悟したことを悔やむ下川。だが、結果として生きて帰った。下川は生を噛み締めていた。

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