海猿
-物語-
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そして、無事女児を産んだばかりの妻・尚子(芳本美代子)の病院に、海保の幹部たちと共に津田晋平(益岡徹)が現れる。付き添う伊沢環菜(加藤あい)が「もうすぐパパが帰ってくるよ」と話した直後に、幹部から池澤の殉職が伝えられる。

池澤の遺体を乗せて「ながれ」が帰港。その足で大輔は尚子の病院に向かった。大輔は悲しみを堪え、池澤が考えた子供の名前を書いたメモを尚子に渡す。池澤は、自分と尚子の字を取って、生まれてくる子が女の子なら『真子』と命名していた。大輔も環菜も涙で声が出ない。だが、真子を抱きしめる尚子は、涙を堪えながら母親の強さを滲ませるのだった。

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