海猿
-物語-
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『ながれ』に戻った大輔は､環菜に電話し､彼女から提案してくれた誕生日のﾃﾞｰﾄをｷｬﾝｾﾙ｡そのころ､下川は訓練計画の変更を勝田孝太郎艦長(夏八木勲)に提案していた｡内容は｢海底捜索訓練･捜索対象時計｣｡｢仙崎のためか?｣という勝田の問いに､下川は肯定も否定もしない｡ﾐｰﾃｨﾝｸﾞで訓練計画が発表された｡全員それが何を意味するかに気が付く｡池澤も｢捜索方法は?｣と前向き｡大輔は涙を堪えて仲間たちに礼を言う｡
大輔の誕生日｡雅也は曜子が止めるのも聞かず､また潜水ﾎﾟｲﾝﾄに出かけようとした｡そんな雅也は海岸で吉岡から｢今日は遊泳禁止｣と止められる｡｢訓練がありますから｣と続ける吉岡が差し出した紙には｢時計捜索｣の文字が｡雅也も曜子もそれが何を意味するか理解する｡沖には『ながれ』が姿を現した｡
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