積木くずし
最/終/章
Introduction

突然非行に走った娘と両親の葛藤の日々をつづったあの「積木くずし」の出版から30年…家族は崩壊、妻は裏切りそして自殺…娘は突然、この世を去った…
「積木くずし」とはこの家族にとっていったい何だったのか?

残された父は、ある1冊のノートを発見する。それは、これまでの全てを覆すような衝撃的な内容が書かれてある妻の"遺書"だった。
ノートの始めにはこう書かれていた…
「最後まで迷惑をおかけします。この秘密は墓場まで持って行くはずでした。決して決してお父さんには知らせないで…」さらに、こう書かれていた…
「"私はお父さんの娘じゃないんでしょう"あの叫び声が、今も忘れられません」と…

果たしてあの娘はいったい、誰の子だというのか!?

妻の壮絶な過去、裏切りの陰にあったどうしようもない事情、そして娘の出生の秘密までもがつづられている遺書ノートにより、筆者すら知らなかったもう一つの「積木くずし」、その闇、その全てが、今明かされる。
「積木くずし」とは…
「積木くずし親と子の二百日戦争」(桐原書店刊)は、1982年、俳優・穂積隆信氏がある日突然非行に走った13歳の娘と両親が葛藤し、更正させる過程を書いた体験記で、300万部を超える大ベストセラーとなり、その後ドラマ化・映画化され社会現象となるほど話題となった。しかし、その「積木くずし」ブームの陰で、穂積氏の娘は再び非行に走り、妻は金銭を持ち逃げし、家族は崩壊することとなる。
2004年に穂積氏は「由香理の死そして愛積木くずし終章」(アートン刊)を出版。始めの出版以来家族に起こった真実や、妻の衝撃の自殺、娘が突然病でこの世を去ったことが描かれたこの内容をフジテレビでは翌年ドラマ化、高視聴率を獲得した。
今回は、今年3月に穂積氏が一連の積木シリーズの完結作「積木くずし最終章」(駒草出版刊)を出版したことを受け、その衝撃的な内容を再びフジテレビでドラマ化することに決定。主演の安住信幸役に中村雅俊、娘の灯役に成海璃子、そして元妻の美希子役に高島礼子という豪華キャストを迎えて2夜連続スペシャルドラマとして放送する。

積木くずし TOP
(C)フジテレビジョン