積木くずし
最/終/章
Interview

安住灯役 成海璃子
Q.どのような気持ちで撮影に入りましたか?
「"積木くずし"ってタイトルしか知らなくて、これまでの作品も見ていないので、何もどういうものなのかも分からず今回台本を読んで自分の中でイメージを作って演じています。自分は昭和を知らないのでなかなかピンと来ないところが多いのですが、知らないことを演じるのは面白いなと思いますし、現代の作品の中ではありえないような暴れ方とか、セリフとかも結構スゴイので、新鮮に感じて毎日楽しんで演じています」

Q.演じる際に苦労はありましたか?
「灯は最初は普通で、その後グレて、更正して、またグレての繰り返しの演技で、メイク替えとかもすごく多いです。分かりやすいですよ。撮影の朝、メイクと衣装で"ああ、今日はグレている日か!"って感じです(笑)。髪の毛とかもグレているときはすごくて、外見がかなり変わるので、それで(演技に)入っていけている感じがありますね」

Q."積木くずし"は今の普通のドラマと比べてどうですか?
「昔と今とは全く違うと思うので、30年前の時代でのこのお話の衝撃度は…私には分からないです…。でも、今回安住灯を演じてみて"灯って被害者だな"とすごく思いましたね。それで灯の怒りを全部ぶつけようと思って演じました。昭和っぽいなあと思うシーンは…シンナーですかね?(笑)。あと、お母さんに反抗して首を絞めるシーンがあるのですが、灯は殺さないんですよ。その時"親のことは殺せない"って言うんですね。それがもしかしたら現代とは違うのかな?と思いますね。昭和の時代は根っこでは親はやっぱり親だと思っている気がします」

Q.セリフやビジュアルで感じたことは?
「ビジュアルは本当にすごいですね。ヒョウ柄とか、ソバージュとか。紫とかの色の組み合わせも奇抜です。セリフではどうだったかなあ?ある撮影の日のセリフが"シンナー大好き"と"離せよ"しかなかった日がありましたね(笑)。両親とは本気でケンカしています。特に雅俊さんのことは本気でぶっとばしていますね(笑)」

Q.共演者の印象を教えて下さい
「雅俊さんとは番組のロケでタスマニアに一緒に行って海に潜りました。高島さんとは今回初めてご一緒させていただいて、すごく緊張しているんですが現場でもいろいろ話しかけていただいて、ありがとうございます(笑)」

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