東京タワー
-トピックス-

初めて"月9"の主題歌を手がけることになったコブクロ(小渕健太郎さん)は、
「『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は、すべてがリアルで、気取らず飾らず書きつづられた情景、心情、時代背景、人間模様のディテールに、リリー・フランキーさんの底知れぬ思いやりと愛情を感じました。原作を読み終わった後、涙が出るどころか、晴れ晴れした気持ちになれたのは、僕が18歳の時に経験したこととあまりに似ていたからです。驚く程に。"同じ気持ちの人がいるんだ!"と、胸に染み込むような温かな勇気をもらった気がします。あの日、僕は一人立ちしました。 主題歌として書いた『蕾(つぼみ)』は、春が来るたびに"ボク"を静かに待っている蕾=オカンそのものです。一緒に歩いた桜並木は、ボクがやって来るのを知っているかのように、沢山の蕾をつけて空一面を埋めつくします。そして、東京という街で不安と期待を背に、まだまだこれから咲く夢を叶えてゆく人間を描いたものでもあります」。

ドラマ制作にあたるフジテレビ中野利幸プロデューサーは、
「コブクロさんがインディーズ時代に作った『遠くで‥』を聞いてから、主題歌は彼ら以外ないと思っていました。『東京タワー』のために書き下ろしたのかと思えるほどに曲と詩がぴったりとはまっていたからです。原作に共感できるストーリーを持つ彼らに曲を書いてもらえたらと交渉を重ねたところコンサートで多忙な中、何度も打合せを重ねた上で主題歌を書き下ろしていただくことになりました。出来上がった曲を聞かせていただきましたが、イメージ通りにラストシーンを盛り上げてくれる希望以上の曲で、ドラマの完成が待ち遠しいです」。

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