東京タワー
-物語-
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一方、栄子の再手術は、兆治に知らされていなかった。そんな時、雅也が留守のアパートで山田耕平(柄本佑)たちが料理を作っていると、玄関を開ける物音が。レオ・リー(チェン・ボーリン)が見に行くと、真っ青になって戻ってくる。レオは、ヤクザの取立てだと怖がっていた。その"取立て屋"は、我が物顔に部屋に入ってくる。その時、耕平は、その男が兆治だと気づいた。帰ってきた雅也は、兆治をすぐに病院に連れて行こうとする。だが、兆治はなかなか行こうとしない。酒を飲み歩く兆治に、雅也は栄子や自分のことはまるで他人事だと怒ってしまう。
その頃、栄子の病室にはまなみが来ていた。まなみは、自分が母親を一人っきりにしてしまっていると話す。すると栄子は、家族は顔を見ると安心できると言う。離れていて、たまに会うだけでもと…。
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