東京タワー
-物語-
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栄子は、雅也に電話で卒業の祝いを述べる。親戚から贈られた祝いの品を雅也に告げる栄子。心臓の悪いハル(赤木春恵)のためにも一度は帰郷して欲しいと頼み、就職しなかったことを心配する栄子に、アルバイトを始めるから仕送りはいらないと断る雅也。そんな時、後輩の鳴沢一(平岡祐太)やレオ・リー(チェン・ボーリン)らアパートの住人がささやかな卒業パーティーを開いてくれた。手塚修一郎(石黒賢)は、生活費は自分で稼ぐと豪語する雅也に都会で自活する知恵と、言葉を授ける。それは"一線を越えないこと"。手塚は、どんなことでも良いが、自分にひとつのルールを科して、それだけは絶対に破ってはいけないと伝えた。

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