東京DOGS
<STORY>
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夕方、奏は久々に京子の待つ実家に帰った。勤務中は神経を張り詰めている奏に対して、実家は何とものんびりした雰囲気。ちょうど帰宅した妹のカリン(川口春奈)は兄の帰国を喜びながら突然、彼氏の中谷祥太(吉村卓也)を紹介。それじゃあ、みんなで手巻き寿司パーティー! と、なりそうな雰囲気から夜の警護があると逃れる奏。
その頃、バンバンと銃をぶっ放す奏の海外流捜査にいらだつマルオが街を歩いていると、数台のバイクが接近。その中の蒲田シゲオ(矢崎広)は「マルオ総長!」と呼びかける。彼らはマルオの暴走族時代の知り合い。マルオは渡りに船と彼のバイクに飛び乗った。
由岐は、奏とマルオの意思に関わらず、自分でも記憶を取り戻そうとしていた。そして、普通に買い物など外出が出来るような暮らしをしたいと望む。翌日、奏とマルオは堀川も手伝わせて、由岐の外出に付き合う。だが、奏は自分たちを監視しているような気配を感じる。
疑問をぬぐいきれない奏は再び空き家を捜査。結果、空き家には確保した2人以外に人物がいたことが浮上。他の特殊捜査課員の協力で、3人目は棚島秀夫(成宮寛貴)と突き止められた。奏たちは棚島を追う事になる。
その矢先、マルオは奏に無断で堀川とともに、由岐と外出。マルオが目を離したすきに、堀川と由岐は棚島に捕らわれてしまった。
マルオからの連絡を受けた奏は、一緒に堀川の恋人、田中真紀(臼田あさ美)を訪ねる。疑い深い真紀は、堀川の行動を把握するため彼の携帯にGPSを備え付けていた。これで、棚島の居場所は特定できた。早速、その場所に向かう奏とマルオ。だが、その途中、勝手に由岐を外に連れ出したことを責める奏にマルオがキレる。言い争いの末、マルオは車から降ろされてしまう。
奏は、一人で現場へ。だが、棚島は複数の銃を所持していて難航してしまう。そこに、マルオが現れた。2人で棚島を追い詰める。棚島は、由岐を知っている様子。しかし、棚島は何者かの口笛を合図に、自ら命を絶った。合図を送った人物は、即座に逃げてしまう。
翌日、由岐は奏に礼を述べる。しかし、由岐を追う組織の挑戦とも思えるものが、奏の部屋に…。
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