1リットルの涙
- Story -
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そんなある日、潮香のもとに西野から連絡が入る。相談したいことがあるのだという。明和台東高校に向かった潮香を出迎えたのは、西野と教頭(児玉頼信)だった。そこで西野は、亜也を養護学校に行かせてはどうか、と切り出す。設備の整った養護学校に行けば、亜也も負担が軽減するだろう、というのだ。実際問題として、クラスの生徒からは、亜也のせいで授業が遅れて困る、という苦情も出ているのだという。
突然の話に驚いた潮香は、常南大学医学部付属病院を訪ね、亜也の担当医・水野(藤木直人)に相談した。すると水野は、以前自分が担当していた患者がいる養護学校を訪ねてみてはどうか、と持ちかける。水野は、今後もさまざまな選択を強いられることになる亜也のためにも、同じ病気と闘う患者やその家族の話は参考になるのではないか、と潮香に助言するが…。

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