1リットルの涙
- Story -
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一方、瑞生(陣内孝則)は、亜也の治療費を捻出するために、新規の取引先を増やそうとしていた。とあるスーパーを訪れた瑞生は、店長の遼平(森喜行)に、自分の店の豆腐を置いてほしいと何度も頭を下げるが、あっさりと断られてしまう。そこに、遼平の息子で、亜也のクラスメートでもある耕平(水谷百輔)が帰ってきた。瑞生に気づき、亜也の父親だと遼平に告げる耕平。亜也の病気の話を聞いていた遼平は、「お宅も大変なんだな」というと、その場で彼の店と取り引きすることを決めた。瑞生は、同情されたことに複雑な心境だった。そんな瑞生に潮香は、同情されることは悪いことではないし、亜也には偏見や差別の視線に負けないでほしいと思う、と話す。瑞生は、潮香のその言葉に胸のつかえが取れたような思いを味わっていた。

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