1リットルの涙
- Story -
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あくる日、亜也は、合唱の練習をサボった遥斗を探して生物室に向かい、そこで彼の姿を見つける。そこで亜也は、遥斗の父親に会ったことを伝えると、「麻生くんも将来はお医者さんになるの?」と尋ねる。すると遥斗は、人が死のうが生きようがどうでもいい、などと答えた。そんな遥斗の言葉を聞いていた亜也は、次第に悲しくなり、人はそんな風に簡単に割り切れない、と涙ながらに反論する。「麻生くんは、自分の大切な人が病気になったり死んだりしても、どうでもいいって、そう思えるの?」。亜也は、遥斗にそう言うと生物室を後にした。
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