1リットルの涙
- Story -
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帰り道、以前、公園で見かけた子犬に会いに行った亜也は、その子犬に弁当の残りをやりながら話しかけていた。祐二のことだった。そのとき、不意に声がした。やはり子犬にエサを持ってきた遥斗が、偶然それを聞いていたのだ。亜也は、恥ずかしさをごまかすようにその場から立ち去ろうとした。すると、子犬が亜也の後を追いかけてきた。亜也の家は食べ物を扱っているため、動物を飼うことはできなかった。が、ちょうど雨が降り出してしまったため、亜也は、遥斗にも付き合ってもらい、その子犬を家に連れて帰る。
潮香と瑞生は、亜也が子犬を連れてきたことに困惑するが、とりあえず飼うことを許可した。亜也はもちろん、弘樹(真田佑馬)や理加(三好杏依)も大喜びだった。遥斗は、瑞生に半ば強引に命じられるような形で、亜也の家族と一緒に食事をすることになった。その席で遥斗がアイデアを出し、子犬は「がんも」と名づけられた。
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