1リットルの涙
-Interview-

[Q]客観的に見て、亜也さんの一生は幸せだったと思いますか?

はい。そうだったんじゃないでしょうか。彼女には、たくさんの愛があったし…。私も愛を知らずに育っていきたくないし、愛を持って生きるっていうのが素晴らしい人生だと思うんです。体は動かないけれども、そういうことに気付いて生きた彼女は素晴らしいと思います。彼女は、周りの人間にも凄く影響を与えているじゃないですか。周りの人間も彼女の愛を受けて生きていくわけですから、凄いですよね。私、3人兄妹なんですけど、私が高校1年生のとき、2番目のお兄ちゃんが交通事故で亡くなってしまったんです。それは突発的な事故で、もちろん死ぬなんて思わなくて、軽く足とか折ったのかなとか、その程度にしか考えてなかったんですけど、大事故だったみたいで…。身内が亡くなるのって辛いことですよね。父もそうなんです。父は私が中3のときなんですけど、ガンで死んでしまったんです。最後は家にいたんですけど、日に日に弱っていくのは目に見えてわかったし、やっぱり家族の死っていうのは、凄く辛かったです。ただ、私も辛いことがあったからこそ家族の大切さっていうのを感じたし、だからこそお母さんを大事にしたいと思っているんです。お母さんとも、一番上のお兄ちゃんとも凄く仲いいんですよ。絆って、どんなときでも絶対あると思うんです。友達の間にも絆はあるけど、家族の絆は本当に強いと思っています。

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