裸の大将 火の国・熊本篇
- 出演者コメント -

■山下清(放浪の天才画家)
┗塚地武雅(ドランクドラゴン)

クランクインした当初は梅雨や豪雨で、撮影できない日があったのですが、晴れると、南国特有の日差しを感じ、さすが「火の国」という燃えるものを感じました。馬刺しや辛子レンコンなど、熊本県の名産を毎日いただき、暑いロケをがんばることができました。役作りの一環でいっぱい食べました(笑)。でも、おにぎりが一番です(笑)。
八千代座のある山鹿市の方々にたくさんエキストラとして出ていただきました。土地を愛する無償の愛というのでしょうか、ドラマの収録は長いのですが、皆さん、疲れた顔をみせずにがんばっていただきました。
キャストの皆様は熊本の方言に苦労されていましたが、僕はそのまんまのキャラクターでいいので、「すみません、僕だけ…」という気持ちでした。
市原悦子さんはせりふの中の一つの言葉でも「これくらいの強さならこんな言い方ですか」と方言指導の方に一つ一つ聞かれていて、さすがプロだなと思いました。そして、何より自分はアニメ「日本昔話」で育ちましたので、お母さんより、市原さんの声のほうがお母さんの声に聞こえるほどですので(笑)、嬉しかったです。
石原さとみさんは同世代の女優さんより、凛として、きりっとした雰囲気があります。悲しいシーンの場合は、カメラが回っていないときでも、悲しい空気が周りを包み込んでおり、空気を作るのがうまい女優さんだなと思いました。
『裸の大将』は日本全国の人々とのふれあいを描いていますが、熊本県の人々のエネルギーや温かさ、そして、景色のすばらしさをスタッフや共演者と一緒に、熊本に行ったことがない方にも熊本に行ってみたいなと思ってもらえるよう、画面に出していきたいと思います。

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