裸の大将
宮崎のが笑うので
-* プロデューサーコメント *-

5月24日土曜よる9時からドラマ「裸の大将」の第二弾「宮崎の鬼が笑うので」が放送されます。
芦屋雁之助さん主演で83作制作した「裸の大将」を、昨秋、10年ぶりにドランクドラゴン塚地武雅さん主演で復活しました。お陰さまで放送後、「シリーズ化を!」「すぐに第二弾を!」と嬉しいお声を多く頂き、異例のスピードでの第二弾の制作が決定したのです。この声が、どれだけ嬉しかったことか…。主演の塚地さんも同様だったようです。

ロケは、今年1月、2月に決定。しかし、山下清役は、ランニングに短パン姿。さすがに真冬にこの姿は…。心配でした。塚地さんから『冬でも大丈夫です。やります』との心強い言葉をもらい撮影を決定しました。ロケ地に選んだのは、今も話題の宮崎です。実際、山下清画伯が冬は暖かい九州を放浪していますから、宮崎はぴったりなのです。

初日は、宮崎県庁で撮影。東国原知事にもご出演いただきました。知事と清との珍妙なやりとりが面白くて、現場も笑いっぱなしでした。撮影では、予想もしないことが起こります。プロ野球のキャンプ地などに選ばれるほど、冬も暖かい宮崎が、連日の雨で寒いのです。ダウンコートを着ているスタッフですら震えるほど寒い中、塚地さんは本番にはランニング姿になるのですから、そのプロ根性には頭が下がりました。
天然記念物の野生馬が生息する都井岬の丘の上では、突然の強風と雨に見舞われました。傘がふっとぶほど、強風のため、下りることもできません。ランニング姿の塚地さんを、監督を中心としたスタッフで囲み、風を遮り、ずぶぬれになりながら皆で晴れるのを待ちました。連帯感が生まれ、塚地さんを中心とした「チーム裸の大将」の誕生です。このチーム力があったからこそ、わずかな晴れ間を狙い、地元エキストラ100名を動員してラストシーンを撮影できたといっても過言ではありません。迫力ある映像になっていますのでご期待下さい。

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