太陽と海の教室
-STORY-
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一方、電話連絡のつかない雪乃に手紙を書き続けていて櫻井に、封書が届く。中には、櫻井が雪乃に書いた手紙が粉々になって入っていた。

そんなある日、櫻井は静岡の雪乃のもとへと出発。日輪祭の準備を進める凛久たちを微笑ましく見つめて櫻井は学校を後にする。八朗は、工作道具を取りに家に帰ることに。すると灯里は、当たり棒を商品に換えてきて欲しいと八朗に頼む。灯里と別れた八朗の携帯が鳴った。見知らぬ番号に首をかしげながら応答する八朗。それは、雪乃から。

その頃、若葉は『人魚姫』の本を雪乃に返してもらおうと櫻井を探していた。『人魚姫』の本を見た凛久と灯里は、悲しい話だと言う。人間への恋に破れた人魚姫は、最後には泡になってしまう…と。

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