太陽と海の教室
-STORY-
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櫻井朔太郎(織田裕二)の3年1組の副担任、榎戸若葉(北川景子)は、あることが気になっていた。それは、柴草修平(八嶋智人)から聞いてしまった湘南学館の問題。若葉は、問題の真偽を校長であり母でもある長谷部杏花(戸田恵子)に尋ねる。すると杏花は、問題が事実であることを認め、辞任覚悟でそのことを教育委員会に告発するつもりだと若葉に言う。

そんなある日、白崎凛久(北乃きい)はホームルームで、夏休み期間に行われる学校伝統の祭り、日輪祭の実行委員長に選ばれてしまう。迷惑がる凛久に、櫻井は全てを任せると言う。その時、いきなり船木真由(前田敦子)が立ち上がり、あと39時間で地球が滅亡すると言い出した。いつものことと、呆れるクラスメートたちとは違い、櫻井は真由の話を真剣に聞こうとする。若葉も呆れて、席に座らせようとすると、真由は悲鳴を上げて机の上を走り回り、教室から出て行ってしまった。真由が騒いだ時に、小さな紙切れが落ちたのを凛久が拾う。それは本屋のレシートで、買った本の題名『自殺入門』に凛久は驚く。

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