太陽と海の教室
-STORY-
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櫻井朔太郎(織田裕二)が担任するクラスの生徒、川辺英二(山本裕典)の成績が3年生になってから急落していた。理事長の神谷龍之介(小日向文世)は、柴草修平(八嶋智人)らを集め、原因を探る。もとは学年で10位以内の成績だった英二は1昨年、事故で父親を亡くしていた。だが、成績の下降はその時に始まったわけではない。さらに最近の英二は、欠席も目立つ。同席していた榎戸若葉(北川景子)は、先日垣間見た英二の姿を思い起こしていた。神谷は、そんな若葉に自分が英二に書いた手紙を渡してくるようにと依頼する。

放課後、若葉は根岸洋貴(岡田将生)、白崎凛久(北乃きい)、田幡八朗(濱田岳)に案内させて英二の家へ。いやいや案内してきた洋貴たちだが、買い物から帰ってきた英二の姿を見て驚く。英二はエプロンをして幼い2人の子供を連れ、その胸には赤ん坊さえ抱いていた。

若葉たちが家の中に入ると、足の踏み場もないほど散乱した部屋で子供たちが走り回る。神谷からの手紙を英二に渡した若葉が、母親の所在を尋ねると意外な言葉が返ってきた。英二は、母親は有賀島の病院に入院中で、子供たちの面倒は4ヶ月間自分で見ていたのだと言う。

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