太陽と海の教室
-STORY-
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八朗は、慌てて灯里から聞いた場所へと向かう。櫻井たちも後を追った。リゾートマンションに着くと、八朗や洋貴たちはエレベーターで目的の階へ。だが、櫻井は降りずにさらに上へと行ってしまう。八朗たちは、鍵のかかった部屋の前で、ただ灯里の名を叫ぶばかり。
部屋の中では、河端がついに灯里に覆いかぶさろうとしていた。その時、窓ガラスが破られ、櫻井が転がり込んできた。櫻井は、屋上からロープを使って部屋に来たのだ。驚く河端。灯里は、櫻井が助けに来てくれたのだと安心する。だが、櫻井は知らん顔。さっさと部屋から出て行こうとする。動揺する灯里に櫻井は、玄関の外で叫ぶ仲間たちの声を聞かせた。灯里が、仲間たちの思いに気づいた時、櫻井が玄関を開けると八朗たちがなだれ込んでくる。まだ、灯里に言い寄ろうとする河端。それを八朗が制そうとすると、灯里が割って入った。そして、もらったバッグを河端に返し、灯里は素直に頭を下げた。
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