太陽と海の教室
-INTRODUCTION-

★プロデューサーコメント

"最近の子供は夢がない"といわれて久しいですが、実は子供の夢をなくした責任の一端は、子供たちを教育、育成している大人たちにあるんじゃないだろうかという思いがありました。例えば、高校生活は3年間あってしかるべき。なのに、多くの進学校では、高校2年が終わったら、高校生活というものは終わりを告げ、次の1年は"受験生"という別のものになってしまう。『将来の夢は?』と尋ねられる機会は減り、『志望校は?進路は?』と尋ねられるようになる。偏差値至上主義、受験重視の高校生活に対する、それでいいのかという素直な疑問、もっと言ってしまえば『学校はなんのためにあるのか?』『勉強はなんのためにするのか?』という、『今さら?』というようなことに対する疑問を、主人公の力強い突き抜けたキャラクターを軸に、理屈っぽくなることなく、明るくコミカルに描くことで、10代の子供たちや、その親世代の方々に、今しかない"今"を、思いっきり生きてみようという気持ちになっていただけたら…そう思っています。
(プロデュース 村瀬健)
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