太陽と海の教室
-INTERVIEW-
Q.羨ましい?
ええ。先ほどお話しましたけど、高校時代は劣等生で、その後、上京して専門学校のデザイン科に入ったんですけど、そこでもマージャン漬けの日々だったんです。そんな冬休みにスキーに行って腕を複雑骨折して2年間の入退院生活になってしまいました。"もう、どうしよう"って感じだったんですけど、そのおかげで曲がり曲がって今の仕事に就いたんです。怪我をしていなかったら、普通にデザイナーになっていたんでしょうけど、1年生からやり直すことになったので写真科に編入しました。それで2年間やったんですけど"どうも自分がやりたいことではない"と思って、考えた結果が役者の道だったんです。23歳で劇団に入ったので、高校を卒業してから5年間さまよったんですよ。人生って分からないですよね。だから、若い役者さんを見ていると、羨ましくもあり"みんなどうなっていくのかな?"って思うんです。谷村美月ちゃんは、本当にデビューしたての頃、僕の娘役でしたからね。まだ小学校6年生だったんですよ。それが、今ではいろいろな役をこなしています。時の流れというか"人って変わっていくんだなー""面白いなー"と思っているんですよ。
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