SP
警護報告書
2008.1.26(第11回)

●警護対象者
内閣総理大臣/麻田雄三
●チーム編成
尾形、石田、笹本、山本、井上
●逮捕者
――
●詳細
混乱を極める永正記念館アトリウムでは、井上(岡田准一)が腕から流血しながらも必死に麻田首相(山本圭)に近づこうとする。SPを次々に撃つ山西(平田満)はついに麻田に銃口を向けるが弾切れとなり、とっさに倒れている山本(松尾諭)の銃を奪う。安全装置を解除する隙に井上は麻田を引きずるようにして退避を始めた。その後も山西は立ちふさがるSPたちに発砲し、井上と麻田を追いかける。防弾チョッキで一命をとりとめた石田(神尾佑)、笹本(真木よう子)、山本も意識を取り戻し、尾形(堤真一)の指示のもと山西の後を追う、また麻田の秘書である高島(近江谷太朗)は、何故か倒れているSPからこっそりと拳銃を奪い後に続く。その頃、ペイント弾で麻田を狙撃した謎の男(古山憲太郎)は混乱に紛れ、悠々と屋上から逃げていくのだった。

井上は意識がもうろうとする中、麻田を連れて音楽ホールに逃げ入るが、麻田の体力も限界に近づき足下がおぼつかない。ついに井上は逃げるのを諦め麻田から手を離す。そこに山西が近づいてきた。山西は「その男は命をかけて守る価値のない男だ」と20年前に麻田が自分を陥れたことを告げ、井上がその時に自分が刺殺してしまった2人の子供だと知る。「麻田を護る理由がない」と一層強く訴える山西を睨み、麻田を護るため覆いかぶさる井上。

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