SP
警護報告書
2007.12.1(第5回)

●警護対象者
大橋正一(シルバー証券)
●チーム編成
尾形、井上/石田、笹本、山本
(24時間交代制)
●逮捕者
――
●詳細
尾形(堤真一)はある刑務所で20年前に現在の麻田総理(山本圭)を狙い、井上(岡田准一)の両親を刺殺したテロリスト山西(平田満)と面会をしていた。真相を追求する尾形に、山西は不気味な笑みを浮かべ、間もなく出所する事だけを告げる。

疲れを感じながら尾形が警護課に戻ると、井上たち機動警護班はみんなで飲みに行く算段中。尾形も話に乗ろうとするが、突然中尾(江上真悟)に呼び出され、証券取引法違反事件で重要参考人となっている大橋正一(片桐仁)を24時間体制で極秘警護するよう命じられる。そして同じ頃、4人組の男が、同事件に関連していた別の男をたやすく殺害し、事故死に見せかけているのだった。

翌日、大橋が身を隠す高級ホテルにやってきた尾形、井上、笹本(真木よう子)、山本(松尾諭)、石田(神尾佑)の5人。怯えきり、SPに対してですら異常な警戒心を示す大橋に、尾形は「信頼を糧に命を懸けて護ります」と説得する。一方、あの4人組に次のターゲットとして大橋の殺害依頼が届き、実行担当のポール(チョウ・ソンハ)とジョージ(中川智明)は準備を始める。

尾形と井上が夜、笹本と石田と山本が昼、と2チームにわかれて警護を始めるが、大橋は恐怖や監視の重圧から日に日に憔悴(しょうすい)していく。そんな中、中国人に扮装した、ポールとジョージが大橋の隣室にチェックインした。高性能マイクを設置し、盗聴を始めた2人は、大橋に動きが無いことを知ると外出。数時間後、観光地名の入った袋を手にホテルに戻ってきたポールとジョージは大橋の部屋の前で立ち止まり、おもちゃの拳銃をドアにつきつけた。室内で警護中だった井上は何かを察知してドアから顔を出すが、すでに2人は自分たちの部屋に入るところだった。鋭い嗅覚でジョージから発せられたタバコの匂いを感じ取った井上は不安を感じながら再び警護に戻るが…。

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