SP
警護報告書
2007.11.3(第1回)

急行した警護場所は豊洲のシネコン。マスコミや一般客でごった返す中、井上は杖をついて歩く不審な大男が気になり、そっと男を陰へと導く。すると大男は突然、ナイフを手に襲い掛かかる。井上は一人で応戦しなんとか捕らえるものの、その男がテロリストだという決定的証拠はあがらない。翌朝、登庁すると課長・中尾義春(江上真悟)から井上と尾形は、SPの仕事は自分の身をていして要人を護ることであり、犯人を捕まえることではないと厳しく叱責される。新しい警護方法を模索する尾形は、「SPはいつまでも動く壁のままでいろということですか?」と反論するものの、中尾にはとりつくしまもない。

そんな中、引き続き都知事警護のため井上らは笹本絵里(真木よう子)らと会見場である都庁へと向かう。警護のため集中して"シンクロ"をしている井上の姿は、ぼーっとしているように見えるため、警護対象者である都知事の秘書から目障りだと邪魔にされ、控室での待機を命ぜられる。しかし、会見場で新聞記者の郷田(夏目慎也)が都知事への憤りを募らせていることを誰も知る由もなかった。

街頭演説場、美術館、テレビ収録など、雑踏での緊張した警護が続く中、再び都庁の会見場に向かう井上ら。会見中、SP控え室にて待機していたが胸騒ぎを感じた井上は、秘書の制止を振り切って会場へ入った。すると、まさに郷田が拳銃を都知事に向けて発砲するところだった。井上はとっさに飛び出して弾を体で受け止め都知事を護り、再び発砲しようとする郷田を押さえ込み確保。その頃、先日逮捕したものの釈放になっていた大男の元には「また実行されますか?」とのメールが届いていた…。

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