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タレコミ情報

□受信メール002

送信者:フッシー
件名:vol.2 井上薫、行動開始!
日時:10/02 16:00

9月×日、早朝。東京・六本木にあるイタリアンレストランにて『SP(エスピー)』クランクイン。各持ち場で準備中のスタッフに「みなさん1回集まってください」との声がかかり、中心に全員が集まるとスーツ姿の岡田准一氏も登場。スタッフから「本日より『SP(エスピー)』の撮影が始まります。紹介します、主役・井上薫を演じる岡田准一さんです!」との紹介があると、盛大な拍手を受けて「よろしくお願いします」と頭を下げる岡田氏。スタッフは男性率が圧倒的に高く「よろしくお願いしまーす」の野太い声の返事が返ってくる。

挨拶が終わるとスタッフはそれぞれの持ち場へ散り、中央のテーブルでは本広克行総監督と岡田氏の打ち合わせが始まる。ファーストカットとなるのは1話の冒頭となる、井上が友人に女の子を紹介してもらうシーン。打ち合わせが終わるとすぐさまリハーサルに入るが、本広監督はモニターではなく岡田氏らが演技をしているテーブルの脇に立って芝居をじっと見つめていた。何度か繰り返されるリハーサル。その1回ごとに岡田氏と本広監督との打ち合わせが入り、その都度、岡田氏の細かい動きや芝居が変わっていく。おもしろい。

リハ→打ち合わせ→リハ→打ち合わせ→リハ……本番。と、この作業が繰り返されながら短いシーンが少しずつ1つに繋がっていく。

4人でのシーンが終わると、岡田氏の1ショット撮影に移る。井上の集中力が高まり、特殊能力であるシンクロ(五感で様々な情報を得ること)が始まるシーンだ。床には岡田氏を囲むようにカメラ用のレールが敷かれて、半円を描くように動くカメラが岡田氏の表情を撮っていく。本番開始から数分間、瞬きもせずに"どこか"を見つめていた岡田氏は、カットがかかると静かにゆっくりと目を閉じていた。続けて、目や耳のアップも撮影していく。

早朝から始まった撮影だが、1シーンすべて撮り終えたのは昼をとっくに過ぎた頃。細かく撮り分けた映像がどのようにつながるのか、そして井上のシンクロのシーンがどのような映像になったのかは11月3日(土)の初回放送で。

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