シバトラ
-第5話-
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白豚から連絡を受けた小次郎は、竹虎やへルタースケルターとともにメアリーの行方を捜す。そんなとき、竹虎が白豚から預かった携帯が鳴る。メアリーだ。白豚にも迷惑をかけてしまったと言うメアリーは、死んで償うと言うと電話を切る。竹虎は、電話の向こうに電車の音がしたことから、メアリーが以前デートで行った鉄橋にいると感じ小次郎とともに急行する。

鉄橋の下でメアリーは、銃を自分のこめかみに当てていた。竹虎は制止するが、メアリーは聞こうとしない。そんなとき、小次郎が側にあった鉄の円盤をフリスビーのように放る。それを見たメアリーは、幼い頃、父が投げたフリスビーを、その横で笑う母の姿を思い出し、緊張を解く。その瞬間、白豚が飛び出して来て拳銃を掴む。そして、メアリーの頬を叩き、「なんで死のうとしたんだ!」と激怒しながらも、涙を流してメアリーの無事を喜ぶ。自分を心底心配してくれる白豚の気持ちに、メアリーは心を熱くする。

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